槙鹿蒔絵螺鈿硯箱

機関管理番号
H甲53-2
分類
漆工(H)
作品名かな
マキシカマキエラデンスズリバコ
員数
1合
作者
永田友治
制作地
日本
時代世紀
江戸
品質形状
方形、面取、被蓋造。総体黒漆塗。梨地。全体に鹿・槙・流水を金蒔絵、螺鈿、鉛で表わす。
法量
縦 24.8 cm 横 19.8 cm 高 5.2 cm
銘文等
底部に「青々子」銘、「方祝」印あり
寄贈者
奥村重兵衛
所蔵者
京都国立博物館
永田友治は正徳・享保頃の人とされるが未詳。「青々子と号し、大に光琳の風を慕ひ遂に其妙を得たり」と伝えられ、琳派の系譜に入る。硯箱は水辺に憩う雌雄の鹿を蒔絵、錫板、螺細で表す。内部の意匠も琳派風。友治の銘や印をもつ作品は数あるが、このような大作はほとんどなく、本作品を代表作と考えてよいだろう。江戸時代に自作を明確にしたユニークな作家の一人である。

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