釈迦如来立像(清凉寺式)

機関管理番号
887-0
文化財指定
重要文化財
分類
彫刻
作品名かな
しゃかにょらいりゅうぞう(せいりょうじしき)
員数
1躯
作者
玄海作
時代世紀
鎌倉時代・文永10(1273)
品質形状
木造 榧材 一木造(後頭部割矧) 彩色 玉眼 立像
法量
像高78.7
銘文等
台座上框上面墨書銘「南無釈迦牟尼如來五躰造立之也/此御木者南都元興寺之古橋寺金堂棟□(下切)/文永十酉二月ヨリ四月八日ニ五佛造作畢/同十五日開眼 供養了/開眼師長老 (枘穴) 佛工作者玄海□/ 法會事/法華會比丘良觀上人 性海/蜜供養大和尚位 善□/百廾五僧三時三日之法用/於小塔院東□□」
所蔵者
奈良国立博物館
 10世紀に中国・宋からもたらされた京都・清凉寺(せいりょうじ)の釈迦如来立像は、釈迦在世中にその姿を写した像として信仰を集め、「清凉寺式釈迦」と呼ばれる模像が多数制作された。本像もその一体で、台座の墨書銘から、叡尊(えいそん)(1201-90)の弟子忍性(にんしょう)(1217-1303)らの関与のもと、仏工玄海が制作したことがわかる。薄手の衣を通肩(つうけん)にまとう形式、縄目状の頭髪、同心円状に反復される衣文構成など、根本像の異国的な像容が忠実に再現される一方で、いかにも鎌倉彫刻らしい現実感漂う風貌が、巧みに造形されている。

関連URL