泥塔経

機関管理番号
1416-0
分類
考古
作品名かな
でいとうきょう
員数
100個
出土地
鳥取県琴浦町(旧赤碕町)智積寺跡出土
時代世紀
鎌倉時代・13~14世紀
品質形状
土製 素焼 型抜 箆書
法量
高4.6~6.8 巾1.8~2.8、最大高;(刻字「佛」中段1段6列)高6.8、巾2.5㎝、最大巾;
銘文等
塔身基部(箆書):上段「作」「是」「薩」「涅」「阿」「貪」「際」「堅」「有」「言」「窮」「善」「来」「大」「説」「而」「未」「意」「左」「葉」「一」「我」「所」「以」「以」「車」「鼓」+囲み「弗」「極」「中」「在」「人」「智」、中段「御」「曽」「取」「共」「優」「佛」「含」「無」「如」「各」「咸」「草」「行」「長」「世」「悲」+囲み「千」「善」「即」來」「生」「種」「■」+囲み「恒」「戲」「如」「所」「又」「不」「羅」「白」「可」「之」、下段「知」「於」「今」「瑠」「偈」「等」「等」「所」「三」「為」「生
寄贈者
服部和彦氏寄贈
所蔵者
奈良国立博物館
 これらの泥塔(でいとう)は、型抜(かたぬき)による制作で片面のみの偏平な塔形(とうけい)をしている。塔形はいくつかに分類でき、数種類の型が用いられたとみられる。共通して塔身部(とうしんぶ)には梵字「カ」、基礎部に文字(1字)が刻字される。基礎部の刻字は『法華経』中にみられる文字であり、経文を1字ずつ刻んだ泥塔経(でいとうきょう)とみられる。出土地を示すものはないが、泥塔経の唯一遺例である鳥取県琴浦町智積寺(ちしゃくじ)跡出土といわれるものと特徴が共通しており、その一部と考えられる。埋経(まいきょう)を目的に平安時代につくられた瓦経(がきょう)と性格が似ているが、より簡便なものとなっており鎌倉時代の制作と思われる。

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